ソリューション分野_システム

ソリューション分野
システム
◇弊社では、今までに様々なプリンタ/ラベラに対するソリューションを行って、実績を積んできました。「かゆいところにも手が届く」、まさに顧客のウォンツを満たした製品開発は、設計から出荷まで 1ストップソリューションのできる弊社の開発体制にあります。このセクションでは、そのような実績の中から、様々なソリューション事例をご紹介致します

システム一覧

GHSラベリングシステム

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GHSラベリングシステム
近年、化学品を扱う業界では危険有害性の情報を世界共通の表示にすることを求められています。その為のお得な一策です。

Q. GHSラベルの発行に際して以下のような問題がよく聞かれます。

・危険有害性のマークに赤色枠表示が必要。モノクロプリンタでは対応できない。
・表示内容を保てる耐性の高いラベルが必要。
・多品種少量だと製品毎のラベル準備が相当数になってしまう。在庫管理が負担。

A. 弊社の複色熱転写プリンタで問題を解決できます。

・1台で2色~4色を同時に熱転写印字できます。 黒色・赤色の2色のリボンを使えばGHSラベルが再現できます。
・熱転写プリンタならではの高耐性ラベルを容易に発行出来ます。 GHSラベルに最適なフィルム系基材ラベルと高耐久樹脂系インクリボンをご提案可能です。
・プリンタによるラベル作成ですと、必要な時に必要な種別のラベルを必要数発行出来ます。 無地の共通ラベルだけを用意すれば大丈夫です。

クリーンルーム対応プリンタ

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クリーンルーム対応プリンタ
空気中の浮遊微粒子や微生物までもが管理されるクリーンルームの中でさえ、インクや紙くずを気にせずにラベルが印刷できます。

Q. リボンで印刷すると塵が舞うと聞かれます。

 クリーンルームといえば、食品、医療・医薬品、電子機器、精密機械、光学機器などの分野で使用されている空気中における浮遊微粒子が管理される空間である。 このクリーンルーム内での使用に耐え得るプリンタ/ラベラは存在しなかった。 市販のプリンターであれば、ラベル、インクリボンがどうしても室内に飛び散るからである。 また、ラベルのカットを行うと、微量の紙くずが飛び散るので、ラベルのカットさえできないという問題もあったし、更にはプリンタの塗装が剥げ落ちる場合も想定しなければならなかった。

A. 弊社のクリーンルーム対応プリンタで解決致します。


 そこで、我々は、クリーンルームでの使用に耐え得るプリンタ/ラベラの開発に当たった。 まず、始めから塗装された筐体ではなく、塗装のないステンレス素材を使用した。 また、ラベルのカットを可能にするために、ダクトブラケットを標準装備とし、インク、紙くず等の塵を外に逃さない構造とした。 そして、できたプリンタ/ラベラは、通常晴天時の外気の空気清浄度の1/1000に相当するクラス1000の水準を超えたのである。

※クラス1000の規定について:
1立法フィート中に含まれる0.5μm以上の微粒子数が1000個以下のとき、この状態をクラス1000という。(アメリカ連邦規格Fed. Std. 209D)

検体(試験管)ラベリング

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検体(試験管)ラベリング
あの試験管の丸い面に顧客データを正確に秒速ラベリング。この速さは必見です。

Q. 小さくて、丸い試験管にラベルをどう貼るの?

 従来、血液検査においては、採血した血液を分注装置にかけて他の試験管に移してから、血液の検査を行うのですが、分注した後の試験管には、分注する前のものと同一であることを示すために、手動でラベルを貼らなければなりませんでした。このラベル貼りの手作業では時間がかかりますし、「そのような手作業では、ラベルの貼り間違いが起こる可能性があるのではないのか?」ということを問題視する指摘が常に行われてまいりました。そして、試験管のように丸みを帯びた場所にラベルを自動的に貼っていくことは非常に困難なもので、容易に機械化できるものではなかったのです。

A. 試験管(シリンジ)ラベラーで解決致します。


 弊社では、この試験管へのラベリング装置を開発し、高速で正確な検体ラベラを実現しました。試験管データを照合し、そのデータと一致するデータをコンピュータから取り出して、一つ一つの試験管にラベリングをしていくのです。このラベラを用いれば、貼り間違いの起こらない正確なラベルの添付が可能となります。正確な位置に1本あたり約5秒でラベルを貼ることが可能で、ラックごと投入すれば良いフルオート仕様となっております。

レーザーマーカーの内省化

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レーザーマーカーの内省化
金属プレートに取って代わる耐熱、耐候、耐薬品性に優れたラベルプリンターシステム現る。

Q. 銘板って内省化できないの?

 従来、その車に製造番号などのユニークな連番をつけるのに、過酷な環境でもはっきりと残るように、金属プレートに刻印する手法が使われておりました。 ところが、金属プレートでは、原料費がかさみますし、取付にも振動による耐久性の事などを考えなければなりませんでした。

A. 弊社のレーザーマーキングシステムで解決致します。


 昨今、対候性、耐熱性、耐薬品性に加えて、改ざん防止性能にも優れているラベルの利用が高まってきており、そのテープへの印字は、レーザーで行うために、レーザーマーキングといわれています。 弊社では、この手法を導入し、システム開発致しました。システム開発に当たっての鍵は、顧客のニーズを満たす高精度な印字をどうやってオンデマンドで行うかでした。 そして、顧客のニーズを最大限に取り入れて生まれたのがこのシステムです。 弊社は自動車メーカーに多くのバーコードラベルプリンター等の納入実績があり、既に、本システムは自動車メーカーで利用されています。 今後、建築機械、コンプレッサー、ポンプ、発電機、自動販売機等、屋外で長寿命が要求される分野において、本システムの活躍が期待されます。

電子機器銘柄のラベリング

ソリューションテーマ
電子機器銘版のラベリング
プリント基板等の電子機器へ、バーコードから得た情報を元に、一つずつ異なる情報のラベリングを正確に、そして、精密にラベリングしていきます。

Q. 動いている商品にラベルを貼ることはできないの?

 ベルトコンベア上を流れる電子機器に印字するデータを手入力するため、入力ミス、ラベル発行ミスが多く、また、手貼りによる貼付ミスも多く見受けられておりました。このような手作業による手法では貼付時間がかかり、時間のロスが出てしまっていました。

A. 弊社のデバイスラベリングシステムが解決致します。


 弊社では、電子機器毎に貼付されている異なるバーコードを読込むことより、印字するデータを検索し、システム日付を自動付加したデータを製品ラベルに精密に印字発行するシステムを開発しました。 1枚1枚異なるラベルを発行して、精密な貼付まで自動で行うことができるようになったので、貼付時間のロス、貼付ミスが無くなり、生産性を向上させることができました。 精密さにかけては、プリント基板管理ラベル等の極小ラベルからの対応で、防塵・クリーンルーム対応でしたので、全く問題ございませんでした。